山下マテリアル

FPC製品

高速伝送用多層FPC

製品概要

本製品は、ポリイミドまたは液晶ポリマーで構成した、多層構造のフレキシブル基板(FPC)です。

部品実装エリアは硬く、フレキシブルエリアは柔軟性があり、リジッドフレキ基板と類似の機能を有しています。PCBとFPCの接続点が無く、反射点を削減する事で数十GHzクラスの高周波用途に適しています

高密度配線やパッドのめっき処理によってワイヤーボンディングにも対応できるため、製品の小型化・高機能化に貢献できます。

部品実装面の裏面にステンレス(SUS)・アルミ・セラミックスなどの補強板を取り付ける事で剛性確保に加えて放熱対策を行う事が可能です。

低損失FPC

技術的特徴

反射点の削減による高周波対応

リジッド部とフレキ部を一体化した構造により、コネクタ等の接続点を削減し、伝送路の不連続点(反射要因)を低減します。これにより、10~30GHzクラスを含む高周波・高速信号伝送において、シグナルインテグリティ向上が期待できます。

一体化設計による小型化・実装自由度up

一体構造により、基板間接続や中継部品を減らし、実装スペースを有効活用できます。さらに、パッドへのめっき処理等によりワイヤーボンディング実装にも対応可能で、モジュールの小型化・高集積化に貢献します。

リジッドフレキ類似の機能

部品実装エリアは剛性を確保し、フレキシブルエリアは柔軟性を持たせた多層構造により、リジッドフレキ基板に近い機能をFPCで実現します。狭小筐体内の3次元配置や、可動部を含む配線経路にも対応可能です。

補強板による放熱対策

部品実装面の裏面にステンレス(SUS)、アルミ、セラミックスなどの補強板を取り付けることが可能です。補強板により端子・実装部の剛性を確保でき、加えて熱拡散部材として活用することで、高発熱部品の温度上昇抑制に寄与します。

仕様 / スペック

標準スペック表

項目 仕様
層数 3層、4層、5層、6層、8層
層間接続Via 貫通Via、ブラインドVia、フィルドVia
ベース材料 ポリイミド(PI)、液晶ポリマー(LCP)
FPC板厚 0.2mm~0.8mm程度
表面処理 金フラッシュめっき
ニッケルパラジウム金めっき(ENEPIGめっき)
鉛フリーはんだめっき

高速伝送多層FPC 仕様一例

下記は仕様の一例となります。仕様可否については弊社までご連絡をお願い致します。

項目 仕様
層数 4層(部品実装エリア+フレキシブルエリア)
層間接続Via 貫通Via
最小Via径 φ0.3mm
最小ランド径 φ0.5mm
ベース材 ポリイミド 50μm + ポリイミド 12μm
表面絶縁材 ポリイミド + FPC用ソルダーレジスト
FPC板厚 0.256mm(補強板厚み除く)
表面処理 ニッケルパラジウム金めっき(ENEPIGめっき)
特性インピーダンスライン 差動100Ω±10%
補強板 ポリイミド補強板、SUS補強板

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※製品仕様は予告なく変更される場合があります。
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