TOPICS

Vol.1『FPCとは?』

FPCとは

FPCとは、Flexible Printed Circuitsの略でフレキブルプリント基板のことを意味します。他にもフレキケーブル、FPC、FLEXなどと呼ばれることがあります。
名前から想像されるとおり、柔らく折り曲げて使用出来るプリント配線板のことで、FR-4(ガラスエポキシ)を基材としているリジッド基板には無い特性を有しています。

FPCの基材には主にポリイミド(PI)が使われていますが用途によって液晶ポリマー(LCP)、フッ素樹脂(PTFE、PFA)などのスーパーエンジニアリングプラスチック(スーパーエンプラ)を使用することも可能です。
表層の絶縁材は主にPIをエポキシ系やアクリル系の接着剤と合わせて使われます。

使用方法の多くは繰り返しの屈曲、折り曲げた状態で固定、振動の吸収用途になります。
携帯電話などの民生品から車載、光通信、医療機器、製造装置、航空宇宙など幅広い分野で使われています。

産業用FPCを得意としている山下マテリアルでは低アウトガス(真空環境)、小型化、軽薄化、微細配線、高周波、長期耐熱、大電流、ベアチップを含む部品実装など様々なご要求に対して材料、工法を含めた最適なFPCのご提案をいたします。

最近のトピックス

一覧